概要
連携設定を行うことで、LINE WORKS上でメッセージを送信し打刻が可能になります。
設定は以下の2ステップで行います。
- LINE WORKSでの事前設定
- LINE WORKSとkinconeの連携設定 ← 本ページではこちらについてご説明いたします。
※本設定を既に完了し従業員の追加だけを行う場合、再度設定の必要はございません。
チャット打刻を利用する従業員を新たに追加する場合は、LINE WORKS連携によるチャット打刻(3)新たに従業員を追加する場合を行ってください。
目次
1. 連携設定
kinconeで連携設定を行います。
kinconeとLINE WORKS Developer Console の両方を開きながら操作を行って下さい。
操作手順
1. 管理者もしくは経理・マネージャー等の権限を持つアカウントで、kincone にログインします。
2. 設定(歯車マーク)>外部連携>「連携サービスの設定」 をクリックします。
3. 「連携サービスから打刻する」の LINE WORKS の行にある「追加」をクリックします。
4.「API トークンを発行する」をクリックします。
LINE WORKS と通信するために必要な API トークンが発行されます。
5. API トークンが発行されるとLINE WORKS との通信に使用する URL が表示されます。
URL の右側にあるコピーボタンをクリックしてURL をコピーして下さい。
※コピーしたURLは後ほど使用します。メモなどに貼り付けておくことをお勧めします。
6. 打刻設定欄にて、打刻を行うためのキーワードを設定します。
「引き金となる言葉」を設定すると、メッセージの文中に本項目で設定した言葉や絵文字、記号があ る場合にのみ打刻されます。
※絵文字の種類によっては設定が行えない場合があります。7. 画面をスクロールし、LINE WORKS Developer Console で発行した各種キー情報を入力して下さい。
「認証キー」には先ほどダウンロードした認証キーファイル(private_xxxxxxxxxxxxxx.key)をテキストエディタ等で開き、表示された文字列全体をコピーして貼り付けて下さい。
8. 入力が完了したら「確認」をクリックし、次のページで「送信」をクリックします。
2. 従業員のアカウントの紐付け
kincone の従業員と LINE WORKS のアカウントの紐付けを行います。
操作手順
1. 設定(歯車マーク)> 従業員> 「従業員一覧」をクリックします。
2. LINE WORKS 連携を利用したい従業員の「編集」ボタンをクリックします。
3. 画面の下部に「LINE WORKS のアカウントID」という項目が追加されていますので入力して下さい。
LINE WORKS のアカウントIDは LINE WORKS にログインする際に入力している ID です。
※「LINE WORKSのアカウントID」の確認方法
LINE WORKS の管理者画面にアクセス出来る場合は、「メンバー」の画面からユーザーを選択すると「ID」という項目に表示されています。
4. 入力が完了したら「確認」をクリックし、次のページで「送信」をクリックします。
利用するアカウントが複数いる場合は、それらのアカウントについても同様の設定を行って下さい。
3. kincone Botの追加
LINE WORKS に kincone Bot を追加します。
操作手順
1. LINE WORKS Developer Console の Bot の画面を開き、「登録」をクリックして下さい。
https://developers.worksmobile.com/jp/console/bot/view
2. 「プロフィール画像」「Bot名」「説明」は任意の値を入力して下さい。
特に決まりはありませんが、Bot名は ”kincone” や”打刻”などにしておくと分かりやすいです。
また、API Interface欄にてAPI1.0を選択します。
※デフォルトではAPI2.0となっていますのでご注意ください。
3.「Callback URL」の ON にチェックを入れ、①-5でコピーまたは控えておいた URL を貼り付けて下さい。URLを忘れてしまった場合は、以下の手順で確認できます。
<1> kincone の 外部連携 APIトークン からAPIトークンを確認しコピー
<2> https://api.kincone.com/v1/lineworks/attendance/APIトークン
<3>
「Callback URL」の入力欄に以下のように入力
入力例:
https://api.kincone.com/v1/lineworks/attendance/<1>で確認したAPIトークン
※APIトークンは事前に発行が必要です
参照:LINE WORKS連携によるチャット打刻(1)LINE WORKS側での事前準備
「メンバーが送信可能なメッセージタイプ」はテキストを選択して下さい。
※位置情報、スタンプ、画像には対応していません。
4. 複数人のトークルームで使用する場合は「複数人のトークルームに招待可」にチェックを入れて下さい。チェックを入れない場合は Bot との1対1のトークルームでのみ利用が出来ます。
「管理者」の「主担当」は1名以上指定して下さい。
入力が完了したら「保存」をクリックします。
5. LINE WORKS Adminのサービスbotにアクセスし、左上の「追加」をクリックします。
6. 先ほど登録した Bot にチェックを入れて「追加」をクリックして下さい。
7. 追加された Bot をクリックすると Bot の詳細画面が表示されます。
「公開設定」の公開にチェックを入れ、「保存」をクリックして下さい。
8. LINE WORKS のトーク画面で kincone Bot を使用したいトークルームに招待します。「・・・」のマークをクリックし「招待」をクリックします。
9.「Bot」のタブをクリックし、招待を行うBotにチェックを入れ、画面下部の「招待」をクリックします。
所定のキーワードを含む投稿を行うことで、打刻が行えます。
※ 勤怠が申請済みの状態の場合は打刻が行えません。
上記の場合、勤怠の差戻しを行っていただきますようお願いたします。