就業形態を編集する

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就業形態の編集方法や各設定項目についてご説明いたします。
※就業形態の編集は管理者のみが行えます。(経理・マネージャー等は閲覧のみ)

 

 

1. 就業形態の編集

設定(歯車マーク)>会社情報>「就業形態管理」をクリックします。

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「編集」をクリックします。

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就業形態の編集画面が表示されます。

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2. 編集画面の設定項目

就業形態管理の設定項目についてご説明いたします。

 

2-1. 基本情報

就業形態の名称や各種利用設定を行う項目です。

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各項目の説明

項目 説明
備考
名称 任意の就業形態の名称を入力します。  
利用する機能:交通費精算 交通費精算機能の利用設定を行うボタンです。  
利用する機能:勤怠 勤怠機能の利用設定を行うボタンです。

OFFにした場合
「打刻ボタン(アプリ)」「打刻ボタン(Web)」「位置情報を記録」は自動的にOFFになります。

※未承認の申請がある場合は、OFFに変更できません。

利用する機能:打刻ボタン(アプリ) 打刻用モバイルアプリの利用設定を行うボタンです。

OFFにした場合
モバイルアプリで打刻は行えず、通信エラー「E01003」が表示されます。

利用する機能:打刻ボタン(Web) 勤怠画面の打刻の利用設定を行うボタンです。

OFFにした場合
勤怠画面の打刻ボタンが非表示になり、「位置情報を記録(Web)」は自動的にOFFになります。

利用する機能:位置情報を記録(Web) 勤怠画面で打刻を行う際に、位置情報を記録するかの設定を行うボタンです。  

 

2-2. 勤務時間に関する設定

勤務時間の集計等に関わる設定を行う項目です。

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各項目の説明

項目 説明
備考
時間丸め 労働時間を何分単位で計算するかの設定を行います。

設定範囲

  • 1分単位
  • 5分単位
  • 15分単位
  • 30分単位
1日の所定労働時間 休憩時間を除き、1日の所定労働時間を超えた労働時間が「時間外労働」として計算されます。

「曜日毎に所定労働時間を指定する」では、曜日単位で所定労働時間の設定を行うことが可能です。
残業に関する設定の「時間外労働を月単位で計算する」がONの場合、1日の所定労働時間で設定された値は無視されます。

未設定の場合は残業申請が利用できません。

未承認の残業申請がある場合は、編集できません。

 

 

労働時間をシフトにより固定する

 

 

シフト制の就業形態にする場合はONにします。

CSV作成したシフトデータを取り込むことで、勤務時間をシフトで管理することができます。
シフト機能について詳しくはこちらをご覧ください。

適用労働時間を固定する 主に裁量労働制や事業場外みなし労働時間制の場合に適した設定です。

ONに設定した場合、実動時間に関わらず出勤した日の労働時間を「1日の所定労働時間」で固定します。
ONに設定している場合は、残業申請が利用できません。
所定の出勤時刻 ここで設定した時間を過ぎて出勤打刻を行った場合は、勤怠に「遅刻」のラベルが表示されます。

また、打刻忘れ通知設定の基準の時間となります。

設定例

  • 固定時間制度
    9:00などの出勤時間を設定
  • フレックスタイム制度
    コアタイムの開始時間を設定
  • シフト制で毎日出勤時間が異なる場合や、スーパーフレックスの場合
    未設定

所定の出勤時刻が未設定の場合、遅刻の判定や打刻忘れ通知設定、出勤時刻前のはみ出し時間は利用出来ません。

未承認の残業申請がある場合は、編集できません。

出勤時刻前のはみ出し時間 所定の出勤時刻の○分前までの早出を、労働時間に含まない場合に設定を行います。

設定例
所定出勤時刻9:00
はみ出し時間30分と設定

所定の出勤時刻の30分前までの打刻は無視され、勤怠画面の打刻時間は9:00になります。

所定の退勤時刻 ここで設定した時間より前に退勤打刻を行った場合は、勤怠に「早退」のラベルが表示されます。

設定例

  • 固定時間制度
    9:00などの出勤時間を設定
  • フレックスタイム制度
    コアタイムの開始時間を設定
  • シフト制で毎日出勤時間が異なる場合や、スーパーフレックスの場合
    未設定

所定の退勤時刻が未設定の場合は、早退の判定や退勤時刻後のはみ出し時間は利用出来ません。

未承認の残業申請がある場合は、編集できません。

退勤時刻後のはみ出し時間 所定の退勤時刻の○分前までの残業を、労働時間に含まない場合に設定を行います。

設定例
所定退勤時刻18:00
はみ出し時間30分と設定

所定の退勤時刻の30分後までの打刻は無視され、勤怠画面の打刻時間は18:00になります。
深夜労働時間帯 ここで設定した時間が深夜労働時間として記録されます。  

 

 

2-3. 残業に関する設定

残業時間の集計に関わる設定を行う項目です。

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各項目の説明

項目 説明
備考
週の始まり 一週間の法定労働時間をの計算するにあたり、何曜日からの7日間を同一週として規定するかの設定を行います。  
時間外労働を月単位で計算する フレックスタイム制度の場合に適した設定です。

各月に「月間の所定労働時間」を設定し、その時間を超えた労働時間を時間外労働として計算します。
設定の詳細はこちらをご覧ください。

ONに設定している場合は、残業申請が利用できません。

月間の法定労働時間を拡張する 「時間外労働を月単位で計算する」を、ONに設定した場合にのみ設定可能な項目です。

ONに設定した場合、曜日の巡りにより所定労働時間内の労働が精算期間における労働が法定労働時間を超えて位しまう場合「精算期間内の所定労働日数×8時間」に拡張します。
法定労働時間の拡張には、労使協定の締結が必要です。
締結済みであることをご確認の上、設定して下さい。
月間の固定残業時間 予め所定労働時間に含まれる残業時間を設定します。

実労働時間が「月間の固定残業時間」を超過した場合、超過分が時間外労働時間として計算されます。
 
固定残業時間を法定内残業の適用する 「月間の固定残業時間」をON設定した場合にのみ設定可能な項目です。

法定内残業時間と法定外残業時間の残業代の割増率が、同じ場合はONに設定してください。

ONに設定した場合
固定残業時間の適用対象に法定内残業時間を含めます。

OFFに設定した場合
固定残業時間の適用対象は法定外残業時間のみとなります。

残業申請を利用する 残業申請機能を利用する場合はONに設定します。
設定の詳細はこちらをご覧ください。
ONに設定した場合は、申請が承認されていない残業時間は労働時間に含まれなくなります。

未承認の残業申請がある場合は、OFFに変更できません。
申請不要な1日の残業時間上限 「残業申請を利用する」をON設定した場合にのみ設定可能な項目です。

一日〇分までは申請を行わなくでも残業をして良い場合に設定を行います。

設定した時間を上限とし、未承認の残業時間を労働時間に計上する設定となります。

 

未承認の残業申請がある場合は、編集できません。

 

 

2-4. 休憩に関する設定

休憩時間の自動取得に関する設定を行う項目です。設定は任意となります。
詳細はこちらをご覧ください。

 

2-5. 勤怠一覧に表示する内容

勤怠画面の表示設定を行う項目です。

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各項目の説明

項目 説明
備考
時間外労働を表示する ONに設定した場合、勤怠画面のカレンダーに時間外労働時間が表示されます。  
適用労働時間を表示する 勤務時間に関する設定の「適用労働時間を固定する」を、ONに設定した場合にのみ設定可能な項目です。

ONに設定した場合、勤怠画面のカレンダーに適用労働時間が表示されます。
 
総労働時間に補填時間を加える ONに設定した場合、総労働時間は有給やその他休日の設定で指定した「補填する労働時間」を加味した時間が表示されます。

補填する労働時間
休日を取得した際に8時間勤務したことにする等、労働時間として加算したい場合に休日等の種別設定で行う設定です。

詳細はこちらをご覧ください。

 

 

2-6.  有給休暇に関する設定

有給休暇や時間休に関する設定を行う項目です。

 

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各項目の説明

項目 説明
備考
有給自動付与ルール

どの自動付与ルールを当てはめるか選択します。

自動付与ルールについては【管理者】有給休暇自動付与の設定方法をご覧ください。
有給休暇が足りない場合は登録不可

基本的にはONに設定することをお勧めいたします。

 

OFFに設定した場合は、有給が付与されていない、または有給が足りない場合も取得が可能となります。

有給の管理機能は設定が必要です。
詳細はこちらをご覧ください。
先に有効期限を迎える有給休暇から消化/後に有効期限を迎える有給休暇から消化

基本的には「先に有効期限を迎える有給休暇から消化」を選択することをお勧めいたします。


「後に有効期限を迎える有給休暇から消化」を選択している場合、有給を取得すると、有効期限が新しいものから順番に消化されます。

時間休を取得している状態(有給を振り替えている状態)で設定を変更しても、既に振り替え済みの時間休が消化するまでは、最初の設定が適用されます。

 

ワークフロー利用時は、承認時の設定が適用されます。

時間休を利用する 時間休の利用設定を行う項目です。 時間休を利用する場合、労使協定の締結が必要です。
締結済みであることをご確認の上、設定して下さい。

時間休は、本項目以外にも利用設定が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。
時間休を労働時間に補填する ONに設定した場合、取得した時間休分の時間が労働時間として加算されます。 時間休は、本項目以外にも利用設定が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。

 

 

2-7. 交通費に関する設定

交通費の「用途」に関する設定項目です。
「用途」とは、交通費の明細に何に利用した費用なのか(「電車代」「通勤交通費」など)を選択する項目です。
ご利用には設定が必要です。詳細はこちらをご覧ください。

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2-8. 申請に関する設定

申請時にワークフロー機能を利用するかの設定を行う項目です。

ワークフロー機能の利用には、本項目の設定以外にも利用設定を行う必要がございます。
詳細はこちらをご覧ください。

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2-9. 休日出勤および振休・代休に関する設定

休日出勤や振休・代休の利用設定を行う項目です。
休日出勤や振休・代休機能の利用には、本項目の設定以外にも利用設定を行う必要がございます。
詳細はこちらをご覧ください。

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2-10. 申請承認および申請差戻し時の通知設定

ONに設定すると申請の承認や差戻しが行われた場合に、申請者にメールで即日通知が行われます。

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2-11. 設定の保存・勤務データの再計算

就業形態管理の編集を行った場合は、最後に必ず設定を保存してください。
画面下部の「確認」をクリックし、次の画面で「送信」をクリックします。

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編集した設定項目によっては、「勤務データを再計算する」画面が表示されます。
既に登録済みの勤怠データを再計算する場合は以下にチェックを付け「送信」をクリックしてください。
今月分の勤怠データのみが更新対象となります。今月分を既に申請済みの場合は更新されません。
※休憩に関する設定変更(休憩時間の時間丸め含む)は再計算の対象外となります。

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